2016.12.28更新

葉山クリニックの撫中です。今は「冬」です。顔をあわせば、寒いですね、と第一声。どこからその感覚がくるのでしょうか?まず、天気予報でその日の気温は大抵インプットされています。実は、気温だけで人は「寒さ」を体感するのではないようです。もう一つ、湿度が大きな要素となるようです。不快指数はその二つを考慮して人間の体感を表した指標の一つです。

気温を T ℃,相対湿度を H %の場合、
0.81×T+0.01×H(0.99×T-14.3)+46.3

60-75;ちょうどいい 60以下で寒い 75以上で暑い、と覚えてください。しかし、人は着衣などで防寒をします。その仕方によってまた、体感が変化します。つまり蓄熱量が+になれば、暑い、-になれば、寒い、となります。正直いうと、私自身は厚さ寒さに無頓着です。

だからといって、感覚が鈍いと、誤解しないでください。そこは人並みに感じます。ただ、寒いから、「つらい、嫌だ」と思ったことがありません。脳の局在機能では、感覚領野と「辛い」を感じる局在部位は別の神経細胞です。「寒い」を感じても「辛く」なければいいのです。例えば、スキー、スノボなどウィンタースポーツをされる方は寒くなると「楽しい」が先にくるのではないでしょうか?でもそんなに簡単に割り切れませんね。「寒くて」うれしいのはインフルエンザウィルスくらいですか?もっともウィルスに感情があればの話ですが。

投稿者: 葉山クリニック

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