2018.02.07更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。言葉や身振りを介さず、意識の中で思考をやりとりすることをテレパシーと呼びます。いわゆる超能力の領域です。科学的な実験もなされていて受診者と送信者の間でその思考の内容の一致をみるというものです。特に受信者が睡眠中に送信者から送られた画像を忠実に再現するという試みは再現性も高く、評価されています。量子力学の世界では、量子のもつれという現象があります。「量子もつれ」とは、2つの量子が何の媒介もなしに、遠隔作用をもたらし同期する不可解な現象で、近年では超高速通信を可能にする「量子コンピュータ」としての利用が研究されている。送信者の思考が量子レベルで受信者と同期することで、夢に影響を及ぼしたというわけで、まだ仮説の域を出ない理論ではありますが、多くの物理学者が量子論の観点から人間の意識を研究しているそうです。
ただし、言葉でも伝えたい真意が伝わらず、誤解を生むことは数多く経験します。テレパシーでの会話が言葉での会話と異質で、真意も伝わり、誤解を生まないものであれば、と思いますが、逆に悪意の真意を伝わるとなれば、困ったことになります。悩ましいです。

投稿者: 葉山クリニック

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