2023.07.07更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。先月、ツバメが巣立ち、2-3日して別のカップルが50cmほど横に巣を作りました。その後、約2週間、抱卵しています。しかし、未だ雛の姿は見かけず、もしや、無精卵ではないか?と思い始めています。自然界にも「不妊症」があるのですね。まだ親鳥は抱卵し続けているので、そのうちはっきりするとはいえ、観察しているこちらはヤキモキします。生命が誕生するにはたくさんの障壁があり、その上で生まれてくることに感動します。なんとか孵化することを祈ります。

投稿者: 葉山クリニック

2023.06.14更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。先週、ツバメがクリニックから巣立って行きました。4羽です。最後は巣からはみ出るくらい成長していました。すると、2日と経たぬうちに1m横に違うツガイが新たに巣作りを始め、今3/4ほど出来上がりました。もう1回産卵子育てが見れるのでしょうか?まだ、1シーズンで2回の巣立ちは経験がなく、去年初めて巣立ちを見届けてから、ことしで2回目。簡単ではなかった経緯を思うと、2回も、と感無量です。しかし、自然は残酷な側面を持っていて見守るだけではあるのですが、順調に経過することに懐疑的な部分もあります。とにかく、無事を祈ります。親鳥は健気に今日も巣作りに励んでいます。真面目、一途な思いが伝わります。お手本になります。

投稿者: 葉山クリニック

2023.05.31更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。梅雨時期に咲く花として紫陽花は卑近な花です。通勤路には3年前まで紫陽花の群生する道がありました。そこには老婆の姿があり、雑草に生息地を侵食されないように丁寧に世話する姿が見られました。しかし、今はすでに紫陽花は群生しておらず、老婆の姿も認められません。ほかに、同じ時間に散歩する人、黒いリュックで通勤する人、駐車している水色の車、新に認めた紫陽花の群生など変わらないものもあれば、かわるものもあります。紫陽花の花言葉は「移り気」「無常」だそうです。改めて変化してないようで、毎日変化していることを実感します。見慣れたものもある日突然、変わる。まさに無常な世界です。人はよくこういいます。「今までこんなことなかった。」と。変わらないと思ったものが変わっていく、これが現実です。

投稿者: 葉山クリニック

2023.05.31更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。梅雨時期に咲く花として紫陽花は卑近な花です。通勤路には3年前まで紫陽花の群生する道がありました。そこには老婆の姿があり、雑草に生息地を侵食されないように丁寧に世話する姿が見られました。しかし、今はすでに紫陽花は群生しておらず、老婆の姿も認められません。ほかに、同じ時間に散歩する人、黒いリュックで通勤する人、駐車している水色の車、新に認めた紫陽花の群生など変わらないものもあれば、かわるものもあります。紫陽花の花言葉は「移り気」「無常」だそうです。改めて変化してないようで、毎日変化していることを実感します。見慣れたものもある日突然、変わる。まさに無常な世界です。人はよくこういいます。「今までこんなことなかった。」と。変わらないと思ったものが変わっていく、これが現実です。

投稿者: 葉山クリニック

2023.05.27更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。気づけば、5月末。年が変わっていろいろ出来事はありましたが、早半年近く経過したことになります。人は時間の経過を遅く感じたり、早く感じたりします。相対性理論には「時間の相対性」という概念があり、時間の流れ方は絶対的ではなく、移動速度によって異なる相対的なものだ、とされています。どこで観測しても光の速度は同じだとされています。静止時、自動車での移動時、はてはロケットに乗っていようが、そこから見える光の速度はいつでも同じであることを意味します。光の速度が変わらないように見えるためには、観察者である自分の時間を遅らせる必要があります。つまり、自分の移動速度が光速に近づけば近づくほど、自身に流れる時間は遅くなるのです。とすると、時間が経つのが早いと感じるのは、自分の速度が遅いということになります。つまり、毎日、変化のない時間を過ごしていると、あっという間に時間がたつということなのでしょうか?確かに年齢が進むと若い時よりは1年が短く感じる気がします。若いときは体験することすべてが新奇なものです。年齢を重ねるとそうそう新奇な体験は増えません。何か新しいことに取り組まないと、自分の時間を遅らせることはできず、どんどん時間があっという間に過ぎるということです。何か始めよう!と思います。

投稿者: 葉山クリニック

2023.05.15更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。今朝、ツバメの巣の下に卵の殻が1個きれいに落ちていました。多分、ふ化したようです。親鳥はその後も巣に陣取っているし、かたわれのツバメも頻回に巣にやってきます。子育てがまたはじまったと思います。今月は私の誕生日、父の命日、と生死にかかわることが多い月です。実際、雛はまだ見えませんが、生まれているでしょう。生もわれわれの意識の中に存在するもので、肉体は確認し、触れることができますが、それだけが生の確認・実感ではありません。実際にその人のことを思うとき、生は存在すると思います。肉体が無くなってからの方が、より生を感じるということもあると思います。

投稿者: 葉山クリニック

2023.04.18更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。先日、配偶者を7年前に亡くされた方から、「7回忌まではなんとか生きていようと頑張ったけど、それが終わった途端、生きる意味を見いだせなくなった。」と言われてことがありました。その方は、その後は食事もとらず、自暴自棄な生活をした結果、体調が急激に悪化しました。なんとか家族の支えで、体調も少しもどった日、趣味である描画について、また描いてみようと考えている、それもこの診察室の風景を、と言ってくれました。その言葉で私は救われた感じがして、私自身が希望をもらいました。人は将来への希望がないと生きる意味を見いだせない。映画「ショーシャンクの空」で主人公が「希望は素晴らしい」と言ったことが思い出され、まだ存在しない絵画がすでに脳裏に浮かぶのでした。

投稿者: 葉山クリニック

2023.03.25更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。3/15 ツバメが来ました。昨年、作られた巣をそのまま保存していたので、そこに1羽いました。その日から、夜間はずっとその巣で寝ています。10日経ちましたが、その他のツバメの姿はまだ確認できません。昨年のツバメなのか、昨年巣立った子供のツバメなのか?ツバメの一年間の平均死亡率は60~70%位だといわれ、特に生まれて一年目の死亡率は80%前後ときわめて高く、この数値から単純に計算するとツバメの平均寿命はおよそ1.5年となります。115ペアのうち翌年も同じペアで繁殖したのは13ペア(11.3%)だという報告もあります。また、3/15という日は過去8年間でもっとも早期に飛来した日時であり、こういう年は天候が悪く、猛暑になるようです。毎朝、巣で寝ているツバメを確認して、春を待っています。

投稿者: 葉山クリニック

2023.03.08更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。この時期、人事異動、就学などでひとが動きます。毎年のことですが、そのたびに惜別の情が湧くものです。開業してからは、こちら側に移動がなく、送る側であるので、惜別の情のみが残ります。移動する人は新天地での新たな環境・出会いを自身の力で模索しなければならず、相当なエネルギーを要し、惜別以上に不安・心配が先立ち、感傷にふけっている時間もないでしょう。最近、暦で「啓蟄(けいちつ)」ということを知りました。この時期、土中にいた虫たちが地表に出てくるという時期であるそうです。移動する人、新しいことに挑戦する人、頑張って意志を成就させてほしいです。すでに、周囲には「春の予感」がいっぱいです。

投稿者: 葉山クリニック

2023.02.03更新

宗像市ハヤマクリニックの撫中です。今回は趣味のゴルフのパットにつての私見を書いてみました。

 

cos パット理論

 初めに、以下の原則があることを認識する。
原則
① 人間の視覚情報による運動調節は案外正確である。従って、目標物に直接向かうほうが簡単で、逆に目標(実際のカップ)が視野内にあるのに、それ以外のもの(仮想カップ)に向かうことは困難である。実際には、結局、無意識に目標物に向かって運動(打つ)する。

① の原則を踏まえて以下に、実際のCosパットの仕方を説明する。

簡単に言うと、パターフェイス面を曲がり幅に合わせる。カップとボールを結ぶ直線に対し、パターのフェイス面を開いた状態(フック)、閉じた状態(スライス)でセットし、その後はあくまでカップに向かって直線的にストロークする。

例フックライン(図1)
1.仮想カップあるいは曲がり幅に合わせてパターのフェイス面を開く(角度θ)。
2.実際のカップに向かって直線的にストローク。距離感は自身の距離感で。
3.芯で打つ。(パターの形状に関係なし)

 

 

パターのフェイス面とボールの接点はストローク方向(ボールの芯)よりずれがある(図2)。このずれはθが大きくなるほど、大きくなる。その時、常にボールには、グリーンの傾斜に対し、やや横方向の逆回転(フックラインならフライス回転、スライスラインなら、フック回転がかかる)がかかるため、若干曲がり幅を大きくなる(実際はほとんど考慮しなくていい程度)


例スライスライン
1. フックラインと同じだが、パターのフェイスを閉じてストロークする。
2. 出球が体方向にくるので、スタンスはややオープンでもよい。
3. あくまで、ストロークは実際のカップにする。
利点;
1. 原則に示したように、フェイス面の開閉の角度を決めた後は、見えているカップにストロークするだけ。仮想カップないし、目標はいらない。
2. 実際のストロークより、cos θなので、弱くなる;打ちすぎない(F>Fcosθ)
3. カップが視覚にある場合、フック、スライスラインがプロラインに行きやすく、はいる確率が上がる。
4.ロングパットのときは、実際のカップが見えないため、仮想カップまで(2-3m先のスパット)、同じように利用が可能な場合もある。
欠点
1. スネークラインなどに使用するには限度がある。パットの距離は打つときに視野内にカップがあるくらいまでが限界と考える。
2. ショートパットでも曲がり幅が大きい(θが大きい)とストロークの力加減が難しい;cosθが小さくなるから。 
3.θの大きさは0°<θ<45°くらいまでが限界である。

投稿者: 葉山クリニック

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