葉山クリニックの撫中です。過去に複数回、与えられた事を喜ぶという場面を多く経験しました。年齢を重ねると、与えられて喜ぶより、与えて喜ぶ側になりなさい、とも聞くようになりました。先日、思いがず、プレゼントをいただきました。有形の形でしたが、予測しない事態にとてもうれしく感じ、数日経ってもまだ、余韻に浸っています。脳内には幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質があり、その中の一つのドーパミンが今回のことに大きく関係しています。ドーパミンは最近の研究では、単にうれしい時に分泌され、うれしいと感じさせるものではなく、「予測誤差を表現する物質」と言われています。今回、予測していなかったので、ゼロから一気に立ち上がったため、誤差が大きく、喜びも一塩だったと考えられます。逆に与える側になった場合、相手の反応がどれほどか、を予測していく経過があり、その予測を上回ったとき、喜び,に代わるのです。ですから、反応が薄い時は、誤差が小さく、期待したほどに与えた側の喜びが得られないことになります。つまり、「せっかくあげたのに損した」という感情が湧くのです。だから、与えるときは自身の感情を押し付けず、与えることのみに満足するというだけに止めたほうが落胆しないのではないでしょうか。しかし、今回は本当に嬉しかったので、「与えられる人で良かった」です。そしてやはり、与える側で今回のような喜びを与える人になりたいです。与えるときはたんに一瞬のひらめきではできず、十分時間をかけて相手のことを考え、実行する過程、背景が存在します。ありがたいことです。感謝いたします。