2016.10.07更新

葉山クリニックの撫中です。小中学生時代、将棋にはまりました。ご存知のように相手方の王将をとるゲームです。駒の種類である玉将の「玉」、金将の「金」、銀将の「銀」はいずれも宝物の意味で、本来は自陣、相手方とも玉将で構成されている双玉であったと考えられている。したがって、将棋で「王様」と呼ぶのは厳密には正しくないとされます。(そのため、一般的に棋譜読み上げでも玉将と王将を区別せず「ぎょく」と読み上げます。ところで、最近、電脳戦と称し、人間とコンピュータの対戦が行われています。人工知能の発展(もはや成長)は目覚ましく、人間の圧倒的有利とはいかなくなってきました。巷で、PC,携帯などで多数の人が多くの検索を行っていますが、これらはすべて人工知能の教育という面を持っています。難攻不落と思われた将棋の世界で、短期間に人間の知能に接近してきた人工知能。もはや将棋の世界だけではなく、人間社会のすべての知能をも脅かす存在です。このブログでさえもその一端を担っているのかもしれません。真の「王様」はどちらなのか?ノーベル賞が発表されたこの時期、考えさせられます。

投稿者: 葉山クリニック

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