立秋
2019.08.10更新
宗像市葉山クリニックの撫中です。前回夏至につて書いたばかりで、「立秋」です。昨日、いつもの出勤時間に玄関を出ると、まだ夜が明けていませんでした。夏の終わりを感じたのですが、そうしたら、暦は「立秋」でした。われながら、その「季節感」にびっくりしましたが、同時に「暦」の正確さにも驚きました。「暦」は未来、「歴」は過去、のことを意味するそうです。また、暦と占いは分かちがたい関係にありました。平安時代からは、暦は賀茂氏が、天文は陰陽師として名高い安倍清明を祖先とする安倍氏が専門家として受け継いでいました。まだ、クマゼミが鳴いています。クマゼミも暦をかんじて毎年出没するのでしょう。自然の法則は不思議なものですが、興味深いです。季節の変化を肌で感じることができるのは、明け方が一番簡単だと思います。朝寝していては、まだ「暑い夏」ですが、早起きすれば、「もう秋」です。
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