2019.06.28更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。6/22夏至でした。個人的に、季節の中では夏が好きです。また日照時間が長いと終業してから、翌日までの流れに少し余裕がある感じがします。当然、時間は同じなのですが、何かひとつしようという気になります。某アーチストが「自分の夏は夏至までで、それを過ぎると秋です。」と言っていた。同じような心象を持ちます。まだまだ暑くなりますが、夏に向かう時の気持ちの高揚感から、夏が去っていくときの寂しさを一瞬感じる瞬間が夏至です。1年ごとの巡りの中で、夏のこの瞬間を待望している感じと夏の真っただ中にいる実感(暑いと感じる、汗をかく)、まとめて「夏」。実際、暑いと苦情も言います。でも夏が年々好きになります。若い頃より、はっきり意識します。ただ、毎年1-2回熱中症になり、体力の低下、熱順応の衰えも同時に実感します。

 

投稿者: 葉山クリニック

2019.06.10更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。人生の終わり方は多様です。準備なく、突然、終わりを迎える時、緩やかにその時を意識しながら迎える時、死後どのような世界が待っているかはいろいろ諸説ありますが、生きている間に経験できません。経験するのは、残された者の感情を持つことです。「悲しい」「寂しい」「辛い」「穴が開いたよう」「考えられない」「実感がない」など様々な表現があります。患者、近親者、友人などその「関係性」によってもその「思い」には差がでます。亡くなった場所、死の迎え方、死直前の様子などを話題にし、各人「安らか」だったということに帰着点を持っていくことが多いと思います。各人、自身の納得、「慰め」をその言葉の中に求めているのだと思います。生きていても毎日会う人は限られます。その時間も限られます。実際には「生きていても、」「亡くなっていても」物理的には会ってない時間は同じですが、「生きている」という情報で安心します。でも「亡くなる」とその後、絶対に会えません。「死」とは実際に会えないことではなく、もう会えないと思うこと、そのことがそれぞれの感情を持つ一番の理由になるのではないでしょうか。会えないことに慣れるには時間がかかります。その時間そのものが「死」の実態だと思います。ただし、理屈ぬきで、涙は出ます。

投稿者: 葉山クリニック

最近のブログ記事

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

お気軽ご相談ください 0940-39-3050
頭痛などでお悩みの方 体の痛みが取れない方 診療時間 当院のブログ 産業医(労働衛生コンサルタント)