2016.10.21更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。今年もインフルエンザ感染の事例が散発的に報告されるようになりました。流行時期は毎年、多少のずれがあり、隔年で遅い早いを繰り返しているようにも見えます。ところで、ウィルスが生物であるか否かは議論のあるところですが、生物の条件は
1)自己境界性(細胞膜)2)自己維持性3)自己複製性4)最終的に死ぬ(ある個体それ自身が永久に生き続けることはできない)

と言われています。この中でウィルスは細胞膜や細胞内小器官を持たないため、生物か否かの論議があるのです。私見ですが、毎年流行時期をずらしているのは、第一には、気象条件が大きな要素であることは疑いないことです。しかし、昨今、予防接種が広く実施されるようになり、その有効期間を避けて流行しようとしているようにも思えます。つまり、生き延びようとしている。こんなことをするのは、やはり生物ではないか、と思えるのですが、、。全く成長しない自分は生物として、果たしてウィルスを超えているのか、それ以下なのか、インフルエンザの流行に考えさせられます。

投稿者: 葉山クリニック

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