2026.01.10更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。ヒトは、見たものの「好き嫌い」を瞬時(0.5秒から数秒)に判断をします。その後、対象に対する種々の情報からその「好き嫌い」を持続・発展が可能か、それ以上の関係を持続させないか、ゆっくり判断することになります。対象は、人間、物質、事象になります。対象を人間に特化すると、いわゆる「一目ぼれ」がこれに該当します。一目惚れとは、初めて会った瞬間に相手に強い恋愛感情を抱く現象です。これは理性よりも本能が先に反応し、わずか数秒から数分という短い時間で心を奪われる特別な感情です。情動の中枢である扁桃体にはすべての感覚情報が収束し、その反応は理性(大脳皮質)の反応よりはるかに速い速度で判断します。と同時に、いろいろな脳の部分に神経伝達物質を介して出力し、動悸、赤面などの肉体的変化も現れます。おそらく種の保存のために、情動(本能)は存在し、その反応は、脳内報酬物質(ドーパミン)の分泌として、依存的になります。その後の客観的な情報が入ってきてもこの依存性は強く、ネガティブな情報を正当に評価できない状況になります。いわゆる「恋は盲目」というわけです。恋愛における成功はなかなか確率の低いことがわかります。ちなみに一夫一婦制の哺乳類は3~5%だそうです。もちろん人間はこの中には入らない種だと考えますが、いかがでしょうか。

投稿者: 葉山クリニック

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