2015.10.08更新

アヴィセンナは現アフガニスタンの生まれで、「世界がかつてみた最大の男のひとり」と言われるように、学問に秀でた人物であった。第一にコーラン、ついで代数、算術、天文学,神学、16歳で医学、18歳のときには、すでに医師としても名声を手にしていた。かれの記した「医学典範」は後世までヨーロッパで長く教科書として使用された。かれは、こう言っている。「学習期間、夜は眠って過ごすことなく、昼は勉強以外には費やさなかった。」記憶の整理・定着には睡眠の関与が必要であることがわかっているが、全く逆行する行動である。天才には、常人とは違うメカニズムが存在するのだろう。

投稿者: 葉山クリニック

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