2019.06.10更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。人生の終わり方は多様です。準備なく、突然、終わりを迎える時、緩やかにその時を意識しながら迎える時、死後どのような世界が待っているかはいろいろ諸説ありますが、生きている間に経験できません。経験するのは、残された者の感情を持つことです。「悲しい」「寂しい」「辛い」「穴が開いたよう」「考えられない」「実感がない」など様々な表現があります。患者、近親者、友人などその「関係性」によってもその「思い」には差がでます。亡くなった場所、死の迎え方、死直前の様子などを話題にし、各人「安らか」だったということに帰着点を持っていくことが多いと思います。各人、自身の納得、「慰め」をその言葉の中に求めているのだと思います。生きていても毎日会う人は限られます。その時間も限られます。実際には「生きていても、」「亡くなっていても」物理的には会ってない時間は同じですが、「生きている」という情報で安心します。でも「亡くなる」とその後、絶対に会えません。「死」とは実際に会えないことではなく、もう会えないと思うこと、そのことがそれぞれの感情を持つ一番の理由になるのではないでしょうか。会えないことに慣れるには時間がかかります。その時間そのものが「死」の実態だと思います。ただし、理屈ぬきで、涙は出ます。

投稿者: 葉山クリニック

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