2026.05.27更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。1週間前、田舎から荷物が送られてきました。もちろん、母親からです。荷物を受け取ったことを連絡すると、「お前のへその緒と母子手帳を入れといた。」と。布製の袋に手帳と霧箱が入っていました。母親の中では終活の一つとしての受け渡しだった、と想像しました。この受け渡しは、成人や結婚のときに親から手渡されるなど、節目に親子で振り返るきっかけになります。自分を産んでくれて早67年、長い間保管していたものを手放す気持ちは如何か、想像するに悲哀が込み上げてきます。それに加え、母が子を思う気持ちに改めて感謝したいと思います。母親なら、ほとんどの方が子供のへその緒を持っているようです。日本の慣習の中でも愛情に満ちたいい慣習ではないでしょうか。生まれたときの感動、そして絆、その後の成長、最後に受けわたす、母子だけの厳粛な儀式に思われます。

投稿者: 葉山クリニック

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