2026.03.30更新

葉山クリニックの撫中です。人生を生きる中では、様々な意思決定(決断)をしているはずです。ケンブリッジ大学の研究によれば、言語、食事、交通などの一般的な選択から、身体の動きや日常生活の様々な行動に至るまで含まれ、1日に最大で3万5,000回もの決断を下しているといいます。脳科学的には、1)問題認識 2)選択肢の生成 3)予測と評価 4)選択 が常に実行されています。特に予測と評価においては、前帯状皮質と前頭葉が関与し、ドーパミン(報酬、快楽に関与)という神経伝達物質が関与します。ドーパミンは報酬予測エラーと呼ばれる信号を生成し、予測した報酬と実際の報酬の差を学習することで意思決定を調節しているようです。つまり、その決断が自分にとって損なのか得なのかを評価しているというのだそうです。しかし、その瞬間には決定回避の心理という逆方向の心理も働きます。決断することで、• 他の選択肢を失う• 責任が生じる• リスクを背負うといったマイナス面が脳裏に浮かび、決断を鈍らせます。より完璧を求めて動けない、比較しすぎて迷う、情報を集めすぎて決められなくなります。結局、最後は「思い切り」なのです。ある程度思考した後は、やる気が出るのを待つのではなく、少し動いてみることが大切で、やる気は後からついてくるものです。

投稿者: 葉山クリニック

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