2026.10.26更新

宗像市葉山クリニックの撫中です。

 私は、月一回、髪を切ります。約40年間、ほぼ変わらぬ髪型で過ごしました。変わらないのは、理髪店が変わらなかったからです。つまり、同じ理容師さん(Iさん)に、髪を切ってもらっていました。途中、そのIさんが独立された時もそのままついていきました。毎回、約1時間、いろんな話をしました。いや、正確には、聞いてもらっていました。Iさんは聞き上手で、私の愚痴をよく聞いてくれました。と言ってもただ、聞くだけではなく、ご自身の意見もしっかり述べながら、それでいて、決して意見がぶつかるような主張はされませんでした。同年代でもあり、共感することが多かったのだと思います。私は、よくしゃべりました。自然とここでしかできない話が多くなくなりました。だから、店を出る時は、頭の外観だけでなく、中味もいつも癒されていました。
 そのIさんが店を閉められることになりました。今年いっぱいだというのです。一番に浮かんだ感情は、寂しいでした。からだの一部を預けて、40年間、それが出来なくなります。思った以上に大きな喪失感でした。年末最後の予約を入れてきました。しかも、私が生涯最後の仕事になるといいます。その時のことを思うと、感情が抑えられるかどうか、自信がありません。なんて声をかけようか。お世話になりました、という感謝。でも、寂しさの方がやはり大きい気がします。お疲れ様。ありがとうございました、と泣かずに言えればいいのですが。

投稿者: 葉山クリニック

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

お気軽ご相談ください 0940-39-3050
頭痛などでお悩みの方 体の痛みが取れない方 診療時間 当院のブログ 産業医(労働衛生コンサルタント)